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2025年9月29日

エコキュートの水抜きの必要性や方法、業者に依頼するのがおすすめの理由を解説

エコキュートの水抜きの必要性や方法、業者に依頼するのがおすすめの理由を解説

エコキュートの寿命は10~15年だと言われていますが、定期的な点検やメンテナンスは必要不可欠です。定期的なメンテナンスの一つである、「水抜きはご存知でしょうか。エコキュートをお使いの方でも、案外この水抜きについて知らない、まだ一度もしたことがないという人も実は少なくありません。そこで今回はエコキュートの水抜きについて、必要性や基本の手順、業者に依頼する際のポイントまで、詳しく解説していきます。

1.エコキュートの「水抜き」とは?必要性を分かりやすく解説

エコキュートの貯湯タンクには、常に水やお湯がたまった状態です。水道水にはマグネシウムやカルシウムといったミネラル分や不純物が混ざっているので、長期間水やお湯が貯まった状態が続くと、貯湯タンクの底に汚れや金属イオンの沈殿物が堆積してしまいます。

これを、貯湯タンクの水を抜くことで衛生的にお湯を使えるようにするのが、「水抜きです。

2.エコキュートの水抜きをしないと起きるトラブル事例

エコキュートの水抜きをしないと、次のようなトラブルが起こりかねません。

2-1.汚れ・不純物の堆積

水やお湯が長期間たまったままの状態が続くと、エコキュートの貯湯タンク内に、汚れや不純物が堆積してしまいます。タンクの底に沈殿している汚れや不純物が配管を通ることで、配管にもそれらが沈殿してしまうのです。結果として、蛇口から出るお湯が、すべて不純物や汚れの混じった状態になってしまうことが考えられます。

2-2.お湯の異臭・異物の混入

汚れた水や菌の繁殖によって、お湯から嫌な臭いがすることも考えられます。特に長期不在の後にお湯を出すと、臭いのきつい現象が起こりやすく、入浴や洗顔に支障が出てしまいかねません。場合によっては、黒いゴミのようなものがお湯に混ざってしまうこともあります。

2-3.凍結による配管の破裂

寒冷地では、貯湯タンクや配管内に水が残ったまま気温が下がると凍結して、配管が破裂する恐れもあります。凍結による配管の破裂を防ぐ意味でも、水抜きは必要です。

2-4.フィルターが詰まりやすくなる

水抜きを怠ると、お湯に含まれる汚れや不純物を取り除く役目のフィルターが、目詰まりしやすくなってしまいます。水抜きをしておらず汚れや不純物が多く含まれた状態が続くと、フィルターの劣化を早めることになります。すると、給湯効率が低下してしまうとともに、エコキュート内部に負担がかかってしまい、故障の原因になりかねません。

2-5.エコキュートの寿命が短くなる

汚れや水垢がエコキュート内部の部品に付着してしまうと、ヒートポンプやバルブに負担がかかってしまい、エコキュート全体としての寿命を縮める原因にもなります。

3.基本の水抜き手順

水抜きは、基本的に自分で作業が可能です。メーカーや機種によって細かな手順は異なる場合があるものの、およその手順は次のような流れになります。

3-1.作業前の準備

まずは水抜き作業前の準備をしましょう。安全のために、エコキュートの電源を落とします。屋外に設置されている貯湯タンクの漏電遮断器(漏電ブレーカー)をオフにして、機械が完全に停止したことを確認します。一般的にスイッチレバーを下におろすとオフになるはずです。

3-2.止水栓を閉める

給水管にある止水栓を閉めて、タンクに水が供給されるのを止めましょう。これを忘れてしまうと、作業中に水が入り込んで、いつまで経ってもタンクが空になりません。止水栓は、水道メーターと貯湯タンクを繋いでいる給水管に付いているバルブです。

3-3.逃し弁を開ける

逃し弁は、タンク内部の圧力を下げるためのものです。一般的に、エコキュート本体の上部にあります。普段閉められているふたを開けるとレバーのような逃し弁があるので、上向きにしましょう。逃し弁を開くとシューッと音がして、圧力が抜けます。逃し弁を開けないまま作業してしまうと、水が勢いよく飛び出して危険な場合もあるので、気を付けましょう。

3-4.排水栓を開けて排水する

排水栓は、止水栓の近くにあり、配管の並んでいる奥の方にあるので、よく探してみましょう。排水栓をゆっくり開けて、タンクの水を抜きます底にたまった汚れを排出する程度なら1~2分、完全に水を抜くなら30分~1時間ほど必要です。レバーを動かすと排水されるので、バケツなど排水を受けるものを用意するといいでしょう。

3-5.排水栓・逃し弁を閉じる、止水栓を開く

排水されなくなったら、元に戻す作業に入ります。排水栓と逃し弁を閉めるとともに、閉じていた止水栓を開けます。この時、排水ホースから水がしっかり出ているか、濁った水がきれいになったかを確認しましょう。

その後、オフにしていた漏電遮断器をオンにして、切っていたエコキュートの電源を入れます

3-6.試運転

エコキュートの水抜きを終えて電源を入れたら、エア抜き沸き上げ作業をします。メーカーや機種によって異なるものの、リモコン操作で簡単に行えるので、説明書などを確認しましょう。

4.水抜き時の注意点とは?

自分で水抜きをする際には、次のような点に気を付けましょう。

4-1.熱湯でのやけどに注意

貯湯タンク内には、高温のお湯がたまっている場合があります。排水を直接触れないようにし、ゴム手袋などを着用するといいでしょう。

4-2.冬季は凍結に注意

0℃以下など外気の低い時には、作業の途中で水が凍結してしまい、バルブが動かなくなることも考えられます。できれば暖かい時期や日中を選び、作業後は必ず運転を再開し、タンクを満水にしておきましょう。

4-3.特殊な構造の場合

止水栓や排水栓などの位置は、メーカーや機種によって異なります。分からないのに無理に作業をせず、取扱説明書を用意して、間違いがないように注意しましょう。誤ったバルブを回してしまうと、漏水や故障の原因になりかねません

4-4.よくあるミスとは?

作業後は一つひとつ、元通りにしたか必ずチェックする必要があります。よくあるミスには、次のようなものがあります。

  • 排水栓や止水栓を閉め忘れる:給湯できなくなる
  • 電源を入れるタイミングを間違える(排水が終わる前に電源を入れてしまう):空焚き状態になる
  • 排水中にバルブを急に開ける:勢いよく水が飛び出し危険

5.いつやればいい?水抜きの頻度とタイミング

水抜きはどのような頻度、どのようなタイミングで行えばいいのでしょうか。

5-1.水抜きの頻度は?

エコキュートの水抜きは、最低でも半年から1年に1度は行うのが理想です。これは、タンク内に汚れが貯まるのを定期的に排出するためです。メーカーの取扱説明書にも「年1回程度の排水が推奨」だと記載されていることが多いので、定期メンテナンスとして習慣化するのがおすすめです。

5-2.水抜きのタイミングは?

水抜きするのは、春や秋など気候の穏やかな時期が、凍結の心配がなく作業もしやすいのでおすすめです。寒さの厳しい地域では、気温が氷点下になる前に水抜きをしておけば、凍結対策になります。また、旅行や帰省などで長期間不在にする場合にも、事前に水抜きしておけば、留守中の凍結や漏水のリスクを避けられます引っ越しやエコキュートの廃棄時にも、運搬前に必ず水抜きしておくことが必要です。

6.水抜きは自分でできる?業者に依頼する?

水抜きは自分でできる作業ではあるものの、業者に依頼した方がいい場合もあります。業者に依頼すべきケースや、業者に依頼するメリット、業者選びのポイントなどを解説していきます。

6-1.自分でできるケース・業者に依頼すべきケースの見分け方

水抜きは基本的に、自分で行える範囲の作業内容です。ただし配管が複雑な場合や、高所に設置されている場合作業に慣れていないような場合などは、業者に依頼した方が安全でしょう。

6-2.自分でやるか業者にやるか、費用の比較

自分で水抜きをすれば、費用はほぼかかりません。必要なのは、バケツやゴム手袋といった消耗品だけです。

業者に依頼する場合には、地域や業者ごとによって異なるものの、出張費込みで5,000円から15,000円程度が相場です。配管洗浄などをセットにすると、10,000円から20,000円になることもあります。

6-3.水抜きを業者に依頼するメリットとは?

費用をかけて業者に依頼しなくても、自分で水抜きすればお金もかけずに済ませられます。ただし、自分で行った場合には、故障や破損してしまうこともあり得ます。

業者に依頼するメリットは、安全性と確実性の高さです。業者はエコキュートの構造を熟知していて、どのような機種・メーカーのものであっても止水栓や逃し弁などの位置を間違えることなく、短時間で水抜きを完了させてくれます

また、水抜きするのと同時に、タンク内や配管の状態を点検してくれることが多く、劣化や水漏れの早期発見に有効です水抜きと合わせてフィルター掃除や配管洗浄を同時にしてもらえるセットメニューを選べば、給湯効率のアップや水質の改善にも効果があります。さらに、作業時に異常の見つかった場合には、その場で修理してもらったり、部品交換の見積もりまで依頼できたりする点でも、安心です。

忙しい人や初めての水抜きで不安な人、寒冷地で凍結リスクが高い人などは、業者に依頼するのがおすすめです。

6-4.水抜きを依頼する業者の選び方

エコキュートの水抜きを依頼できる業者には、給湯器やエコキュートの販売・設置・修理を専門的に行う業者や、メーカー認定のサービス店が考えられます。また、地域密着型の水道工事店やリフォーム会社でも、対応してくれることがあります。ただし、エコキュートの構造に詳しく、水抜きの施工実績が豊富な業者を選ぶのが大前提です。

業者を選ぶ際には、出張費や作業費用が明確に提示されるか、対応が丁寧かなどを確認しましょう。アフターフォローがしっかりしている業者なら、今後もメンテナンスや故障時に依頼しやすいのでおすすめです。

7.まとめ

エコキュートの水抜きは、衛生的にお湯を使い続けるため、長くエコキュートを使い続けるために欠かせないメンテナンスです。水抜きを怠ると、タンク内に汚れがたまって水質が悪化するだけでなく、故障のリスクも高まります。水抜きは、エコキュート専門店をはじめとした業者に依頼することも可能です。業者に依頼すれば安心・確実で、水抜きと合わせてその他の点検・メンテナンスもお願いできます。

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