2025年3月27日
給湯器省エネ2025とは?補助金制度で購入したいおすすめのエコキュートも紹介

給湯省エネ2025事業では、条件を満たしたエコキュートを設置すれば13万円の補助金を貰うことができます。
高額なエコキュートをお得に購入したい方におすすめの補助金制度ですが、条件を満たす機種はメーカーによって特徴が異なるので、事前に知っておくと良いでしょう。
そこで今回は、給湯省エネ2025事業で購入したいおすすめのエコキュートをメーカーごとに解説します。
なお、本記事は2025年3月上旬時点での情報を基に作成しており、最新の情報と異なる場合があります。
給湯省エネ2025事業とは?
給湯省エネ2025事業とは、経済産業省資源エネルギー庁が開催している補助金制度です。
エコキュートやハイブリッド給湯器、エネファームを購入する際に、下記の補助金を貰うことができます。
基本額 | 補助上限 | |
---|---|---|
エコキュート | 6万円/台 | 戸建住宅:2台まで 共同住宅等:1台まで |
ハイブリッド給湯機 | 8万円/台 | |
エネファーム | 16万円/台 |
さらに、給湯器ごとに定められた加算要件を満たせば、次の性能加算額が追加されます。
加算要件 | 補助額(加算額) | |
---|---|---|
エコキュート | A | 4万円/台(両方満たすと7万円/台) |
B | 6万円/台(両方満たすと7万円/台) | |
ハイブリッド給湯機 | A | 5万円/台(両方満たすと7万円/台) |
B | 5万円/台(両方満たすと7万円/台) | |
エネファーム | C | 4万円/台 |
エコキュートの加算要件AとBは以下の通りです。
- A…ネット接続で天気予報や日射量の予測と連動して太陽光発電の多い昼間にお湯を作る機能がある
- B…一般的なエコキュートよりCO₂排出が5%以上少ない高効率なモデル、またはおひさまエコキュート
また、給湯器を設置する際に電気蓄熱暖房機を撤去したら1台につき8万円、電気温水器を撤去したら1台につき4万円が貰えます。
例えば、エコキュートへ買い替えるなら基本額の6万円、電気温水器を撤去するなら合計で10万円、上記のAとBの両方を満たせた機種なら17万円までアップする補助金制度です。
2024年11月22日から遅くとも2025年12月31日までに着工した工事が対象となっており、購入者の年齢や住所などは条件に含まれていません。
ほかの補助金制度に比べて申し込みしやすく、金額も大きいのでエコキュートを購入したい方は活用しましょう。
給湯省エネ2025事業で購入したいおすすめのエコキュート
エコキュートはメーカーや機種によって搭載している機能や特徴が異なります。
給湯省エネ2025事業は一定以上の性能を持つ給湯器の購入で基本額が、加算要件AとBを満たすことで性能加算額が貰える仕組みです。
一定以上の性能を持つエコキュートでも基本額6万円が貰えますが、記事執筆時点で対象となる機種は生産終了しているものが多くあります。
また、給湯省エネ2025事業は前年度に開催していた給湯省エネ2024事業に比べて基本額が下げられています。性能加算額は増えているので合計金額は変わりませんが、基本額だけ受け取るというのは良い選択肢とは言えません。
加算要件のAとBはおもにメーカーのハイエンドモデルやミドルクラスなら満たすことができます。
ハイエンドモデルやミドルクラスの場合、相場は50万円~70万円と高額ではありますが、加算要件AとBの両方を満たした場合の合計額は13万円と大きいです。
つまり、給湯省エネ2025事業を利用するなら加算要件AとBを満たすエコキュートを選ぶと良いでしょう。
次項より、各メーカーで加算要件AとBを満たすおすすめの機種を順番に解説します。
三菱のおすすめエコキュート
三菱エコキュートでおすすめの機種はPシリーズです。
三菱が展開するエコキュートの中でも最高峰のプレミアムなシリーズとされており、貯湯容量が370Lと460L、550Lの3種類があります。
さらに、Pシリーズは微細な泡で全身を包み込み、入浴後も温かさが持続する「ホットあわー」と残り湯の熱を再利用してタンクの沸き上げを行う省エネ機能「ホットりたーん」という便利な機能を兼ね備えています。
さらに、浴槽内部のお湯に深紫外線を照射して雑菌の発生を抑制する「キラリユキープPLUS」や、お湯を抜くと自動で配管を掃除する「バブルおそうじ」などの機能も利用可能です。
貯湯容量が370Lの「SRT-P376UB」は年間給湯保温効率が4.2とエコキュートの中でトップクラスに高く、お湯を沸かすために必要なエネルギーが少ないので、コストパフォーマンスにこだわる方に適しています。
性能と機能性の両方を兼ね備えたエコキュートが欲しい方は、給湯省エネ2025事業で三菱のPシリーズを購入しましょう。
パナソニックのおすすめエコキュート
パナソニックエコキュートでおすすめの機種はJP シリーズ ウルトラ高圧 フルオートです。
パナソニックは貯湯容量やタンクの形状が異なる様々なシリーズを展開していますが、JPシリーズはハイエンドモデルとして、快適性や利便性、省エネ性能を極めています。
例えば、センサーが人の出入りを感知して無駄な保温をカットする「AIエコナビ」や、シャワーの流量と温度をリズムよく変動させて省エネと節水を両立させる「リズムeシャワープラス」、残り湯の熱を利用して沸き上げのエネルギーを節約する「ぬくもりチャージ」など、パナソニックを代表する機能がすべて搭載されています。
また、エコキュートはガス給湯器と比べて水圧が弱いとされていますが、JPシリーズ ウルトラ高圧 フルオートは水圧が325kPaとほかの機種に比べて高いです。
さらに、従来の3本脚ではなく4本脚設計を採用し、地震の揺れを分散します。震度6強を再現した実験でもダメージが約63%低減されており、万が一の災害時でも貯湯タンクの転倒リスクを大幅に抑えることが可能です。
年間給湯保温効率は三菱のPシリーズに比べて若干低いですが、機能性を重視する方にピッタリなエコキュートと言えます。
ダイキンのおすすめエコキュート
ダイキンでおすすめのエコキュートはパワフル高圧のXシリーズです。
貯湯容量が370Lと460Lの2種類しかありませんが、深紫外線の力によって雑菌を抑制する「おゆぴかUV」や微細な泡で心地よくお肌が潤う「ウルトラファインバブル入浴」に対応しています。
また、パワフル高圧タイプは水圧が330kPaに達しており、記事執筆時点ではエコキュートのなかでトップの水圧です。
販売業者によってエコキュートの価格は異なりますが、三菱とパナソニックのハイエンドモデルは60万円を超えることが多いですが、Xシリーズは50万円前後で購入できる可能性があります。
加算要件AとBの両方を満たしているので、場合によっては40万円以下でハイエンドモデルが購入できるのは大きなメリットです。
なお、エコキュートメーカーは毎年モデルチェンジを行っており、パワフル高圧Xシリーズで加算要件AとBの両方を満たしているのは2024年9月以降に販売された機種になります。
コロナのおすすめエコキュート
コロナでおすすめのエコキュートはプレミアムエコキュートです。
プレミアムエコキュートは対応するシステムバスとの連携により、浴槽のお掃除や閉栓、湯はり、保温が自動でできる「おそうじconnect」を搭載しています。
最近のエコキュートはスマホと連動しており、外出先からお湯はりや湧き上が可能です。
コロナのプレミアムエコキュートに搭載されている「おそうじconnect」は、浴槽栓を閉め忘れても自動で閉栓し、掃除をし忘れても自動で掃除してからお湯はりを行います。
さらに、貯湯タンクユニットに7個のセンサーを設置することで、湯温を細かく検知し、無駄な保温や沸き上げを行わず、省エネ性に優れていることもポイントです。
ほかにも、音声モニターで浴室の声や音を聞きながら家事を行うことができ、ふろ自動一時停止機能で熱いお湯が出ることを防ぎます。
入浴を手助けするサポート機能が充実しているため、子供のいる家庭におすすめのエコキュートです。
日立のおすすめエコキュート
日立でおすすめのエコキュートは[水道直圧給湯]フルオート 標準タンク(高効率)です。
一般的なエコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かします。夜間にお湯を沸かして溜めておくことから貯湯式給湯器に分類される給湯器です。
しかし、日立の水道直圧式は貯湯タンクユニットに溜めてある高温のお湯で水道水を直接熱して給湯します。
一般的なエコキュートと給湯時の仕組みが異なり、水道水の水圧をそのまま利用できるので水圧が強いことが最大の特徴です。
さらに、貯湯タンクユニット内のお湯を消費しないので、ゴミや不純物が溜まる頻度が少なく済みます。
水道直圧以外に、循環するお風呂のお湯を深紫外線で綺麗にする「きらりUVクリーン」や、微細でなめらかな泡が肌を優しく包み込む「シルキー快泡浴」などの便利な機能も搭載しています。
シャワーの水圧や機能性にこだわりたい方におすすめのエコキュートですが、加算要件Aを満たすためには対応しているリモコンユニットや無線LANアダプターの設置が必要です。
まとめ
以上が、給湯省エネ2025事業でおすすめのエコキュートの解説になります。基本的に、加算要件AとBの両方を満たす機種はメーカーのハイエンドモデルやミドルクラスで、次のような方におすすめです。
- 三菱…性能と機能性にこだわるなら方
- パナソニック…充実した機能を利用したい方
- ダイキン…価格とのバランスを重視する方
- コロナ…便利なサポート機能を活用したい方
- 日立…シャワーの水圧を強くしたい方
なお、本記事で紹介した以外に太陽光発電システムとの連携が必須なおひさまエコキュートも加算要件AとBの両方を満たすことができます。
太陽光発電システムの設置や専用の料金プランとの契約など、一般的なエコキュートを設置するよりもハードルは高いですが、外気温が高い時間帯にお湯を沸かせるので、お湯を沸かすためのランニングコストを節約したい方はチェックしてみましょう。
「エコホーテ」ではメーカー正規品を低価格で販売しております。エコキュートに関する専門的な知識や技術を身につけたスタッフが対応いたしますので、購入したいと考えている方はぜひご相談ください。