2026年3月31日
電気温水器の処分方法は?買い替えと一緒に頼むのが一番お得でラク

電気温水器が古くなって「処分」を考えたとき、大きくて重い機械をどうやって捨てればいいか悩んでしまいますよね。結論から言うと、一番ラクで損をしないのは、「新しいエコキュートなどに買い替えるタイミングで、工事のお店に引き取ってもらう」ことです。
なぜなら、何百キロもある重い機械を自分で運ぶのはとても危険で、処分だけを別の会社に頼むと高いお金がかかってしまうからです。たとえば、買い替えの工事と一緒に頼めば、処分の値段を安くオマケしてくれることもよくあります。
この記事では、電気温水器を安全に、そして一番安く処分するための方法やお金の目安を、表を使ってわかりやすく解説します。
電気温水器の処分は「買い替え」と一緒に頼むのが一番!
電気温水器を捨てるなら、単独で捨てるよりも「新しい機械(エコキュートなど)を買うときに、一緒にお願いする」のが一番おすすめです。
それは、別々のお店に頼むよりも、手間もお金も大きく節約できるからです。なぜ買い替えと一緒に頼むのが良いのか、3つの理由をくわしく見ていきましょう。
重くて大きな機械を自分で運ぶのはとても危険
電気温水器は、お湯を貯めるための巨大なタンクです。中のお水を全部抜いたとしても、機械だけで60キロから80キロくらいの重さがあります。
もしお水が少しでも残っていたら、数百キロというものすごい重さになってしまいます。
これを家族だけで無理やり運ぼうとすると、腰を痛めてしまったり、機械を落として足の骨を折ってしまったりするかもしれません。
「大きくて重いものは、プロの力持ちに任せる」のが、ケガをしないための鉄則です。
新しい機械をつける工事と一緒に頼めばラクでお得
処分だけを別の会社にお願いすると、「トラックで取りに来るためのお金」や「人を動かすためのお金」が別々にかかってしまいます。
しかし、新しい機械を買ったお店にお願いすれば、新しい機械を持ってくるトラックに、古い機械をそのまま乗せて帰ってもらえるのです。
- 別々のお店に頼む:それぞれにトラック代と人件費がかかる
- 一緒のお店に頼む:トラック代と人件費が1回分で済む
お店の人も「新しい機械を買ってくれるなら、古いのは安く引き取りますよ」と、処分の値段をオマケしてくれることがよくあります。
古い機械を取り外す「プロの技」が必要な理由
電気温水器は、ただそこにあるだけではなく、「電気の線」と「お水のパイプ」がしっかりとつながっています。
これを自分で勝手にハサミやノコギリで切ろうとするのは、絶対にやめてください。
- 感電の危険: 電気が通っている線を間違えて切ると、ビリッと大きなケガをします。
- 水浸しの危険: パイプの止め方を間違えると、お水が吹き出して家の中が水浸しになります。
電気の線を安全に外すには、国が認めた「電気工事士」という資格が必要です。「安全に取り外すにはプロの資格と技が必要」だからこそ、工事のお店にお願いするのが一番安心なのです。
捨てるにはどんな方法があるの?4つの捨て方を比べよう
買い替えと一緒に頼むのが一番おすすめですが、世の中には他にも電気温水器を捨てる方法があります。
それぞれの捨て方にどんな特徴があるのか、下の表で比べてみましょう。
| 捨てる方法 | おすすめ度 | かかる手間 | お金の目安 |
|---|---|---|---|
| 工事のお店(買い替え時) | ★★★★★ | とてもラク | 安い(無料のことも) |
| 不用品回収の会社 | ★★★☆☆ | ラク | 高い |
| 鉄の買い取り会社(スクラップ) | ★★☆☆☆ | 大変(自分で運ぶ) | 逆にお金がもらえるかも |
| 自治体の粗大ゴミ | ★☆☆☆☆ | とても大変 | 安いが捨てられない町が多い |
それぞれの方法について、もう少しだけくわしく説明します。
方法1:工事のお店(リフォーム会社)に引き取ってもらう
表でも星5つをつけた、一番おすすめの方法です。
新しいエコキュートなどを買うお店(リフォーム会社や電気屋さん)に、「古い機械も持っていってください」とお願いするだけです。
取り外す工事から、トラックで運ぶところまですべてお任せできるので、一番ラクで安全です。
方法2:不用品を集める専門の会社にお願いする
「新しい機械は買わないけれど、とにかく今すぐ古い機械を捨てたい」という場合は、不用品回収の会社にお願いする方法があります。
電話一本で家まで取りに来てくれるのでラクですが、処分にかかるお金が高くなりやすいのがデメリットです。
お願いするときは、後から高いお金を請求されないように、「取り外す工事から運ぶのまで、全部でいくらですか?」と最初に確認することが大切です。
方法3:鉄の買い取り会社(スクラップ業者)に持ち込む
電気温水器は鉄やステンレスなどの金属でできているため、金属をリサイクルする会社(スクラップ業者)に持ち込むと、買い取ってもらえて逆にお金(お小遣い)になることがあります。
ただし、お家から自分で機械を取り外し、軽トラックなどに乗せてお店まで運ばなければなりません。
「トラックを持っていて、力仕事が得意な人」にしかできない、少し難しい方法です。
方法4:住んでいる町(自治体)の粗大ゴミに出せるか確認する
「大きなゴミだから、町の粗大ゴミに出せば安いのでは?」と思うかもしれませんが、電気温水器は大きすぎることと特別な処理が必要なため、「粗大ゴミとしては集めません」と決めている町がとても多いのです。
もし集めてくれる町だったとしても、自分で家の外のゴミ置き場まで運ばなければなりません。「安くても、運ぶのが危険なのでおすすめできない」のが本当のところです。
電気温水器を捨てるときにかかる「お金の目安」はいくら?
電気温水器を捨てるとき、一番気になるのは「結局いくらかかるの?」ということですよね。
処分にかかるお金は、「誰にどうやってお願いするか」によって大きく変わります。
まずは、それぞれの方法でかかるお金の目安を下の表で比べてみましょう。
| お願いする方法 | かかるお金の目安 | 内訳や理由 |
|---|---|---|
| 買い替えと一緒に頼む | 約1万円 〜 2万円 (無料のことも) | 工事代にコミコミで安くなりやすい |
| 処分だけを業者に頼む | 約3万円 〜 5万円 | トラック代や人件費が別にかかる |
| 自分でスクラップ業者へ | プラス数千円もらえるかも | 自分で運ぶので鉄として売れる |
それぞれの値段について、もう少しだけくわしく見ていきましょう。
買い替えと一緒に処分する場合の値段(一番おすすめ)
新しいエコキュートなどを買うときに一緒に古い機械を引き取ってもらうと、処分にかかるお金は「約1万円から2万円」でおさまることが多いです。
なぜなら、新しい機械を運んできたトラックにそのまま古い機械を乗せて帰れるため、お店側も手間がかからないからです。
お店によっては「新しい機械を買ってくれるなら、古い機械の処分代はタダ(無料)にしますよ!」と、サービスで値引きしてくれることもよくあります。
「新しい機械の工事とセットにすることで、一番安くすむ」のがこの方法の最大のメリットです。
処分だけを別のお店に頼んだ場合の値段
「買い替えはしないけれど、古い機械だけを捨ててほしい」と不用品回収の会社などにお願いすると、「約3万円から5万円」と高いお金がかかってしまいます。
これは、機械を取り外すための作業員を呼び、運ぶための大きなトラックをわざわざ手配しなければならないからです。
さらに、家の中から機械を運び出すのが難しい場所にあると、「特別な作業代」として追加でお金を取られてしまうこともあります。
「処分だけを頼むと、数万円もお金が飛んでいってしまう」と覚えておきましょう。
少しでも安く捨てるための賢いコツ
もし業者に処分をお願いするなら、少しでも安くするためのコツがあります。それは、「最初から1つのお店に決めず、2〜3つのお店から見積もり(値段の計算)をもらうこと」です。
お店によって、トラックの大きさや捨てるためのルートがちがうため、出してくれる値段が変わるからです。
また、見積もりをもらうときは、「機械を取り外す工事から、トラックで持っていくところまで、全部コミコミでいくらですか?」としっかり確認してください。あとから「運ぶのは別料金です」と言われないように、最初にはっきり聞いておくことが、損をしない賢いコツです。
絶対にやめて!自分で処分しようとするときの注意点
「お金をかけたくないから、自分で機械を外して捨てよう」と考える人もいるかもしれませんが、絶対にやめてください。
電気温水器は、テレビや冷蔵庫のような普通の家電とは全くちがう、とても危険で難しい機械だからです。
自分でやろうとするとどんな危険があるのか、3つのポイントを説明します。
中に入っている「大量のお水」を抜かないと動かせない
電気温水器の中には、お風呂に入るための大量のお水が入っています。
水が満タンに入った状態だと、重さはなんと約400キロから500キロにもなります。小さな車と同じくらいの重さなので、大人が何人集まっても絶対に持ち上がりません。
動かすためには、まずこの大量のお水を正しく抜かなければなりませんが、専用の栓を開けて何十分も待つ必要があります。
「水が入ったままでは絶対に動かないし、抜き方にもコツがいる」ため、素人が手を出すのはとても大変なのです。
電気の線やパイプを自分で切るのはとっても危険
電気温水器は、強い電気(200ボルト)の線と、熱いお湯が通るパイプで家としっかりつながっています。
これを「ジャマだから」と自分でハサミやノコギリで切ってしまうと、命にかかわる大事故につながります。
もし電気が通ったままの線を切ればビリッと大きく感電しますし、パイプを間違えて切れば、お水がものすごい勢いで吹き出して家の中が水浸しになってしまいます。
「感電や水漏れを防ぐためには、必ずプロの資格が必要」だということを忘れないでください。
おうちの壁や床に傷をつけてしまう「運ぶとき」の失敗
運良く水が抜けて線が外せたとしても、最後に「家の外まで運ぶ」という最大の難関が待っています。
機械だけでも60キロ以上ある大きくて滑りやすいタンクを、狭い廊下やドアを通って運ぶのは至難の業です。
もし途中で落としてしまったら、おうちの床が大きくへこんだり、壁に穴が空いたりしてしまいます。
家の修理代に何万円もかかってしまっては、せっかく処分代を節約しようとした意味が全くなくなってしまいますよね。
「自分で運んで家を壊すより、数万円払ってでもプロに任せるほうが絶対に安い」のが、本当のところです。
まとめ:安全でお得な処分をして、新しいお湯の生活を始めよう
電気温水器の処分方法やお金の目安、そして絶対に自分でやってはいけない注意点について説明してきました。
大きくて重く、電気や水がつながっている電気温水器は、普通のゴミのように簡単に捨てられるものではありません。無理をして自分でなんとかしようとすると、大きなケガをしたり、おうちを壊して高い修理代がかかったりしてしまいます。
一番安全で、しかもお財布にもやさしいのは、新しいエコキュートなどに買い替えるタイミングで、工事のお店に引き取りも一緒にお願いすることです。新しい機械を持ってくるトラックに古い機械を乗せて帰ってもらえば、手間もかからず、処分の値段も安くオマケしてもらえることがたくさんあります。
もし今、電気温水器が古くなって処分や買い替えを考えているなら、まずは近くの工事のお店やリフォーム会社に相談してみてください。「新しく買い替えたら、古いのはいくらで引き取ってくれますか?」と聞いてみるのが、賢い処分の第一歩です。プロの力を上手に借りて、安全でスッキリとした新しいお湯の生活をスタートさせてくださいね。







